IVMプラグイン

IVMプラグインは通話中にIVMがデータの処理または入手を行うための小さな外部プログラムです。例えば音声自動応答システムを使い電話の発信者に現在の気温をお伝えするというサービスを行っている場合、プラグインがハードウェアから情報を読み込みIVMに気温を知らせます。プラグインはまた、コンピュータの再起動やデータベースへのアクセス、クレジットカードによる支払い処理などその他様々な用途にお使いいただけます。

プラグインのダウンロード

以下のプラグインはIVMを使った音声自動応答システム(IVR)の構築にお使いいただけます。ダウンロードは無料です。

  • GENFUNC:「=」や「contains」、「starts with」、「>」、「<」、「>=」、「<=」、「 +」、「-」、「/」、「*」、「%」、「assign」、 「round」を含む多くの一般的な番号およびアルファベットによる作業を行います。
  • SQLLINK: SQLデータベースにリンクするODBC接続を提供するプラグインです。
  • EMAIL:全てのファイルを電子メールに添付して自動送信します。このファイルには2つのプラグが含まれています。1つはMAPIを使って電子メールの送信を行います(例:EudoraやOutlook)。もう1つはSMTPを使ってメールサーバに電子メールを直接送信します。
  • FAX:Faxを自動的に送信します(例:情報などをFaxで返信する)。Microsoft FaxがインストールされたWindows 2000/XPが必要です。ファックスバック・サービスに最適な機能です。
  • GETDATA:カンマ区切りのリストからデータを抽出します(例:会計報告書など)。
  • GETDATAX:カンマ区切りのリストからデータを抽出します(アドバンス版)。
  • SAVEDATA:通話中に入力されたデータをデータベースファイルにdsv形式で保存します。データベースの情報を発信者自身がアップデートできるようにする場合に便利です。
  • CHECKDATA:データファイル(カンマ区切りリスト)をチェックし2つの入力項目が合致することを確認します。ID/暗証番号データファイルを使い、入力されたIDに正しい暗証番号が使われているかを確認する場合などにお使いいただけます。
  • FINDDATA:カンマ区切りで保存された簡単なデータから情報をお知らせします。発信者が押した番号キーに応じた情報をお知らせするためなどにお使いいただけます。
  • INETURL:インターネットサーバにアクセスします(例:認証や情報のアップロードなど)。また、インターネット経由でプラグインをリモートで実行することができます。例えばこのプラグインはPHPスクリプトを使ってMysqlデータベースにアクセスする際などにお使いいただけます。
  • PORT:ハードウェアのポートを入力します(例:セキュリティで保護された接続を確認するためにダイヤル)。接続はゲームポートに行われます。配線図付き。
  • TAINTainElectronicsの入力または出力ハードウェアを使います(例:気温やボルテージの測定またはパワーのオン/オフ)。
  • RAND:確率変数を作成(例:アナウンスをランダムに再生)。
  • RESTART:ネットワーク上のコンピュータを再起動します(例:IVMにダイヤルしクラッシュしたサーバを再起動する)。
  • IVMVIEW:通話中に文字画面を表示するための3つの実行ファイルです。電話オペレータに通話状況や進捗状況を通知する場合に最適です。
  • OUTBOUND:(通話中に入力した情報を使うなどして)通話中に自動呼出しを行うためのプラグインです。

プラグインの使い方

プラグインのご使用に際しては、事前にIVMのシステム設定につき良くご理解いただく必要があります。これらのプラグインの使い方に関する詳細はIVMのヘルプ文書をご参照ください。

各プラグインはzipファイルでお渡しします。ファイル内にはプログラムの実行ファイルのほかに、使い方について詳しく書かれた文書ファイルが含まれています。 実行ファイルをIVMフォルダ(C:\Program Files\NCH Swift Sound\IVM)内に抽出し、OGMプロパティのアドバンス・タブを使ってプラグインのセットアップを行うというのが一般的な作業プロセスです。

zipファイル内の文書ファイルでは必要な対話や使い方の詳細についてご覧いただけます。プラグインの使い方についてはまた、IVMのヘルプ文書をご参照ください。

独自のプラグインを作成する

プログラマー(C++、Visual Basicなど)の方は独自のプラグインを書き込むことが可能です。これについての詳細はIVMソフトウェア開発キット(SDK)www.nch.com.au/ivm/sdk.htmlをご参照ください。

プラグイン開発サービス

NCHソフトウェアではこうしたサービスをインハウスでは提供いたしておりません。ビジネスのニーズに合ったプラグインの書き込みサービスにつきましてはこちらのサービスをご覧ください。