Dialogicボードとドライバのインストール

重要なお知らせ!

Dialogic社は2006年1月以降の同社のテレフォニーボードがTAPIに対応しない旨を発表しました。このため同社のボードを当社のソフトウェアとお使いいただくことはお勧めしておらず、テクニカルサポートもサポートプログラムをご購入いただいたお客様のみに内容限定で行っております。当社のお勧めボードはこちらからご覧いただけます。

当社のソフトウェアでは正しく機能しない可能性が高いことをご承知の上で、それでもDialogicのボードをインストールされる場合は以下の手順に従って行ってください:


ボードをインストールする前に...

DialogicのインストラクションとドライバのCDがお手元にあることをご確認ください。TAPIおよびWaveドライバのインストールに関するDialogicsのインストラクションは非常に複雑ですので、インストールにかなりの時間がかかる旨ご了承ください。 http://support.dialogic.comから最新のDialogicドライバおよびサービスパックをインストールしてください。また、Dialogic TAPIドライバおよび、ドライバとボードが正しく作動していることを確認するためにDialogicサンプルプログラムをインストールしてください。「Talker32.exe」がTAPIを使う唯一のDialogicサンプルプログラムです。他はTAPIを使わず直接カードにアクセスしますので、TAPIとWaveドライバが正しく機能しているかどうかのテストを行いません。

ボードのインストール

コンピュータをシャットダウンし、ボード付属の説明書に従いボードをコンピュータにインストールします。インストール完了後コンピュータを再起動します。

Dialogicソフトウェアのインストール

ボードに付属のCDをディスクドライブに挿入して「setup.exe」ファイルを実行し、ウィザードの指示に従ってセットアップを行います。

ドライバ用CD-ROMが無い場合:通常CD-ROMはボードに同梱されていますが、発送元によっては同梱していない場合があります(特に安価でボードを購入した場合)。ドライバ用CD-ROMが無い場合は発送元にご連絡いただきお取り寄せください。

Dialogic Configuration Manager (DCM)

Dialogicソフトウェアのインストール作業中に「Dialogic Board Configuration」を実行するかどうかの確認が入ります(ここで実行しなかった場合は、Windowsのスタートメニューから実行することもできます)。このプログラムは「Dialogic Configuration Manager (DCM)」とも呼ばれています。

Dialogicのインストラクションに従い、状況に応じた正しい選択を行ってください。ボードは「起動」している必要があります(コンピュータ起動時に自動的に起動するよう設定します)。

この段階でシンプルなDialogicプログラムまたは、ボードが正しくインストールされたことを確認する診断プログラムを実行します。TAPIサービスプロバイダ用ドライバとWaveドライバがまだインストールされていませんので、この段階ではまだボードが当社のソフトウェアに対して正しく機能しないはずです。

Dialogic TSPおよびWaveドライバの設定

以下は重要な作業ですがインストール時に忘れられがちですのでご注意ください

Dialogic TAPIサービスプロバイダ(TSP)ドライバは他のソフト(例:NCHスイフトサウンドソフト)を使ったボードの制御が可能です。TSPのインストールは以下の手順に従ってください。

  1. Windows 2000の場合、「コントロールパネル」から「電話とモデムのオプション」へ行き、「詳細」から「追加」をクリックし「Dialogic Generation 2 service provider for NT4/W2000」を選択して「詳細」を開きます。
  2. 「Configuration Service」ダイアログボックスから「call Parameters」を選択し設定を「デフォルト」から「カスタム」に変更します。「Ringback Timeout」に700を選択します。「perfect call」ボックスのチェックを外した方が良いというご意見が当社製品のユーザーから寄せられていますのでお知らせいたしておきます。「Call progress analysis flags」に「DX_PVDOPTNOCON(6)」を選択します。
  3. コントロールパネルを閉じ、コンピュータを再起動します。
DialogicのWaveドライバは他のソフトウェアを使ってボードでの音声再生や録音を行うことができます。 Waveドライバのインストールは以下の手順で行ってください。この作業は必ず行ってください
  1. コントロールパネルから「ハードウェアの追加と削除」を選択し、「デバイスの追加とトラブルシュート」 -> 「新しいデバイスの追加」 -> 「いいえ、一覧からハードウェアを選択します」 ->「サウンド、ビデオおよびゲームコントローラ」 -> 「ハードディスク」を選びます。
  2. 「D:\Program Files\Dialogic\Lib」を検索し「Dialogic Wave Driver 1.x」を選択します。インストールを完了して、コントロールパネルを閉じ、コンピュータを再起動します。
  3. コントロールパネルから「サウンドとマルチメディア」 ->「ハードウェア」 -> 「Dialogic Wave Driver 1.X」-> 「プロパティ」を選択します。
  4. 「Properties」タブの「オーディオデバイス」から「Dialogic Wave Driver 1.X」 -> 「プロパティー」 ->「設定」を選択します。
  5. 必要なチャンネル数(回線数)を選択します。まず、1からスタートし、徐々に追加していくことをお勧めします。
  6. 「OK」をクリックしてコントロールパネルを閉じ、コンピュータを再起動します。