SSL/TLS証明書インストールウィザードを使ってSSL証明書をインストールする際に、自己署名証明書を作成することができます。認証局から購入する証明書と違って、自己署名証明書は無料で素早く作成できるので、内部サーバーのみでの使用や簡単なテストを行う際などに役立ちます。
自己署名証明書もかなり強力な暗号化を施すことが可能ですが、接続しているサーバーを特定することができません。その為、自己署名証明書を使ったサーバーに接続を行おうとした場合はブラウザが以下のような警告を発します:
ウェブブラウザ | 警告の例 | 詳しい情報 |
Microsoftインターネットエクスプローラ | このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります | 証明書のエラーについて |
Mozilla Firefox | 接続の安全性を確認できません | 接続の安全性を確認できません |
Google Chrome | このサイトのセキュリティ証明書は信頼できません | ウェブページの表示に関する問題 |
Opera | 証明書の署名人が見つかりません | 証明書に関する警告 |
こうした混乱を避け、信頼できないサイトであると誤解されない為に、一般のユーザーがアクセスする必要があるサイトには認証局から購入した証明書をお使いいただくことをお勧めします。