フットペダルを使ってExpress Scribeを操作する

Express Scribeはプロ仕様の3ペダル式フットペダル(コンピュータのゲームポートやシリアルポート、USBポートなどに直接つなぐタイプ)のほか、ラダー(舵)タイプのゲームコントローラなどを含むほぼ全てのペダルに対応しています(特殊なペダルの場合は特定のケーブルを使った接続が必要になる場合があります)。

Express Scribeはコンピュータのゲームポートやシリアルポートに接続できる音声再生用ペダルであれば、ほぼ全てのペダルをお使いいただくことができます。ペダルの設定方法については製品マニュアルをご参照ください。


オプション1
プロ仕様の3ペダル式
フットスイッチ
NCHソフトウェアでは2種類のフットペダルをオンラインで販売いたしております。いずれのフットペダルもシリアルポート接続タイプまたはUSBポート接続タイプからお選びいただけ、USBポート接続タイプはWindowsとMacの両方に対応しています。いずれのフットペダルもプロ仕様の高性能な3ペダル式で、お値段は7,000円前後となっております(日本を含む世界各国へ送付可)。VECフットペダルはExpress Scribe以外のテープ起こしにもお使いいただけます。

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オプション2
ゲームコントローラ用
ペダル
ゲーム用のペダルは電気店などで手軽に入手できるのが利点です。テープ起こし専用ペダルの入手は時間がかかることが殆どですが、今すぐフットペダルを使って作業をする必要があるという場合にはこうしたゲーム用ペダルで代用いただけます。ゲーム用ペダルもお値段は7,000円前後です。ゲーム用ペダルの問題点は殆どの場合ペダルが2つしかないという点と、ハンドル式やジョイスティック式である場合もある点です。

ゲームポートやシリアルポートへの接続が必要なペダルを、USBポートしかないコンピュータ(ラップトップなど)で使いたいという場合には、USBと他のポートを繋ぐアダプタをお使いいただくことができます。Rockfire USB Nestジョイスティックコンバータなどが良く知られていますが、詳しくはお近くの電気店等にお尋ねください。また、こうしたアダプタの設定方法については、ソフトウェアのマニュアルをご参照ください。


オプション3
カスタムペダルや
旧式ペダル
最もコストがかからないのが利点ですが、ケーブルやプラグなどを全て自作する必要があるため最も手間がかかる方法でもあります。ペダル自体は1,200円程度ですが、専用のケーブルを使ってゲームまたはシリアルポートに接続する必要があります(ペダルやケーブルについてはお近くの電気店などにご相談ください)。接続方法についてはペダルの接続方法のページをご参照ください。

また、マイクロカセットを使ったテープ起こしなどに使われる旧式のペダルを再利用することも可能です。この場合もまた、はんだごてを使って特性のケーブル等を作る必要がありますが、費用は殆どかかりません。接続方法に関する詳細はExpress Scribeの製品マニュアルをご参照ください。


独自のペダルドライバを書く
Express Scribeでは対応していないペダルをお使いの場合、ご自身でペダルドライバをお書きいただくこともできます。詳しくは対応していないコントローラのドライバを書くのページをご参照ください。また、Express Scribeマニュアルには記載されていないペダルがお使いいただけた場合は、マニュアルに情報を追加させていただきますのでこちらからご連絡ください。
フットペダルの設定方法
Express Dictate v5.12以降およびExpress Scribe v4.36以降のフットペダル設定方法についてはこちらのページからご覧いただけます:
www.nch.com.au/kb/jp/10225.html

ここでご覧いただける設定方法は、シリアルポートやゲームポートタイプのペダルであれば他社製のものであっても同様の方法で設定いただけますが、USBタイプの場合は他社製のペダルを同様の方法で設定することができない場合がありますのでご了承ください。