ソフトウェアに音声合成エンジンを使う 音声合成エンジンが使えるNCHソフトウェア製品について NCHソフトウェア製品の多くは音声合成エンジンを使った文章読み上げ機能が搭載されています。Verbose読み上げソフトやWavePad音声編集ソフトなどがその一例です。 文章読み上げ こうした機能が搭載された弊社ソフトは、お使いのコンピュータに搭載されている音声合成エンジンをデフォルトのエンジンとして選択するよう設計されています。Windowsであればこれは通常WindowsのOS(XP以降)に標準装備されているMicrosoft SamまたはMicrosoft Annaということになりますが、SAPI 4およびSAPI 5対応の音声であれば他の音声もお使いいただけます。 ご注意:Windows VistaおよびWindows 7はSAPI 4には対応しておらず、SAPI 5対応の音声のみお使いいただけます。 デフォルト以外の音声を使う デフォルトで使われる読み上げ音声以外の音声をお使いになる場合はサードパーティーの音声をインストールしてお使いいただけます。新しいSAPI 5対応音声をインストール後、ソフトウェアを再起動すると新しい音声を選択いただけます。
音声認識 キーワード検索 VRS通話録音システムを始めとする弊社の録音ソフトは、録音音声を文字に変換する機能が付いており、キーワードを使って録音ファイル内から特定の言葉を検索することができます。 キーワード検索機能を使うには、SAPI 4またはSAPI 5および文脈自由文法対応の音声認識エンジンがコンピュータにインストールされている必要があります。 音声コマンド Express Dictate(Windows版のみ)やExpress Talkなどのソフトウェアは、お使いのコンピュータの音声認識エンジンを使ってハンドフリーで作業をすることができます。音声コマンドを設定するには、まずお使いのコンピュータの音声認識エンジンを設定する必要があります(SAPI 5対応のエンジンが必要です)。 SAPI 5対応の音声認識エンジンはWindows VistaやWindows 7に標準装備されており、コントロールパネルの「コンピュータの簡単操作」から「音声認識」へ行き、「音声認識を開始」を選択すると、話者の声やイントネーションをコンピュータに認識させるためのステップ式ガイドが表示され、音声認識エンジンの設定を行うことができます。 より多くの言葉やフレーズを使って音声認識エンジンをトレーニングすることで、より正確な認識が行われるようになります。 |