IVMでAxonを使うための設定方法

IVM

IVMに関する設定は以下の通りです:
  1. Axonをインストール後、同じコンピュータ上にIVMをインストールした場合、IVMがAxonを検出しVoIP回線設定に自動的に198と199の内線を作成します。この2本のVoIP回線はそれぞれ5つのインスタンスを使うことが出来ます。これはつまり、各内線につき5人が同時に通話を行うことができるということです。この値を変更する場合は、設定 からVoIPへ行き、198または199の内線番号をクリックし、「同時通話数」領域を変更してください。回線の各インスタンスは実際の回線として認識され、IVMのライセンス規約に影響しますので、設定を変更する際はこの点にご注意ください。
  2. OGMマネジャーをご覧いただくと、198が電話応答OGMに繋がるよう設定され、199がボイスメールとして設定されていることがお分かりいただけます。
  3. 内線198の設定は最小限です。「VoIP電話応答開始」のOGMが提供されるので、ご自身で音声応答システムをセットアップしてください。
  4. 内線199は電話をかけてきた相手がIVMを使ってメールボックスにメッセージを残せるよう設定されています。メールボックスは手動で設定する必要はありません。内線用のメールボックスが自動的にボイスメールボックス一覧に表示され、このボックス内に内線宛て全てのメッセージが表示されます。
  5. ボイスメールを確認するには、内線を使って電話をかけ、199をダイヤルしてください。メールボックスに直接アクセスし、メッセージの確認を行うことができます。
  6. デフォルトのOGMボイスメール設定では、外線から電話をかけてボイスメールをチェックすることが出来ません。外線からの確認を行う場合は、別途設定を行う必要があります。お勧めの設定方法は、SIP回線を1本Axon用に設定しボイスメールの確認専用として使うという方法です。メールボックス管理機能にアクセスするには、OGM設定の「メールボックス管理にアクセス」を使います。メールボックスをパスワードで保護する場合は「メールボックスアクセス用プロンプト」を選択し、メールボックスプロパティーで「リモートアクセス」にチェックを入れパスワードを設定します。

Axon

IVMとAxonを接続するためのAxon側の設定は以下の通りです:

AxonのWebコントロールパネル内で以下を行います:

  1. 「デフォルト」と表示されたSIP回線を編集し、選択したグループまたは内線のどれかに電話が繋がるよう設定します。この際SIP詳細も一緒に設定します。
  2. SIP回線に電話がかかってきた場合に繋がるよう設定された内線(一つ前のステップで設定したもの)をクリックし、この回線が「デフォルト」のダイヤルプランを使っていることを確認します。IVMをボイスメールとして使用する場合は、「応答しない場合、または回線がビジーの場合はボイスメールを使う」にチェックを入れ、内線199と希望の時間を設定します。IVMの通話応答機能をお使いになる場合は、内線を199の替わりに198に変更するか、デフォルトのSIP回線が198に直接繋がるよう編集してください。

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